作業療法士の仕事とは、具体的にどのようなことを行なっているのでしょうか。
名前くらいは聞いたことがある職業ですが、実態はなかなか掴めていないものです。
英語では「Occupational Therapist」通称「OT」と呼ばれる作業療法士は、一体どのような仕事をするのでしょうか。
仕事内容
作業療法士は、病気や怪我などから体に障害を抱えた方を対象に、日常生活を送ることができるようにリハビリの訓練や指導を行います。
作業療法士が行うリハビリの専門としては、身体的・精神的なものに当てはまります。
身体的リハビリは、関節を動かしたり筋肉を発達させる動きを指導することで、身体機能を改善させることを目的としています。
精神的リハビリとしては、精神障害者を対象に考え方の多様性、気分を晴れさせたりするようにサポートし、社会復帰へアプローチしていきます。
仕事の魅力
作業療法士の仕事のおもしろさとして、様々な現場を通して成長できる点にあります。
作業療法士は非常にたくさんの場所で働くことができ、対象者も小さな子供から高齢者まで幅広く行います。
そのため、患者さんによってニーズも異なり、その人に沿ったリハビリを提案しなければなりません。
作業療法士が患者さんによってリハビリ内容を変化させるためには、深い専門知識のみならずそれ以外の知識に関しても積極的に学び、吸収していかなければなりません。
非常に大変なことでもありますが、患者さんに合わせたリハビリを提案できるような柔軟に作業療法士へ成長することができます。
まとめ
作業療法士は身心に障害を抱えている人に対して、日常生活を送ることができるようにリハビリを提案する仕事です。
しかし、作業療法士が対象とする方は多岐にわたるため、深い専門性と作業療法以外の知識についても積極的に学ばなければなりません。
そのため、作用療法士になった後も学び続けなければならないので、大変な部分かもしれませんが、これからの作業療法士には、柔軟に患者さんのニーズに合わせてリハビリを提案する力が求められてきます。